首が切断された遺体が見つかったのは、モスル南郊のハマム・アリル地区にある農業大学の敷地内。「100体」という数字の根拠は不明だが、イラク当局は遺体を掘り起こすなどして調査を行うとしている。
一方、イラク軍はモスル中心部に向けて部隊を進め、徐々にIS包囲網を狭めている。
4日から5日にかけてイラクの部隊に同行した米CNNの報道によると、部隊は迫撃砲に加え、民家の屋上で待ち伏せるスナイパーの狙撃や、路上の車に仕掛けた爆弾による攻撃を受けるなど、IS側の頑強な抵抗に遭遇した。
一時はISの包囲を受け、援軍を受けられないまま孤立するなど、住宅密集地に近づくにつれて作戦は困難の度合いを増しているもようだ。
10月17日に発動された奪還作戦では、イラク軍と並行する形で、イラク北部クルド人自治区のペシュメルガ(クルド兵)もモスルの東側から部隊を進めている。
IS側は住宅地に部隊移動のためのトンネルを掘ったり、わなを仕掛けたりもしているといい、ゲリラ戦で政府軍を消耗させる狙いとみられている。
モスル中心部に近いIS側の施設付近などには、多数の市民が「人間の盾」として動員されているとの情報もあり、今後は戦闘に巻き込まれて犠牲となる市民が増える懸念も強い。
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